岩手(5)

2日目は三ツ石山に登って、反対側の滝ノ上温泉に降りるコース。最初は急登だがあとは緩い登りが続く。稜線の小屋までは人はまばら。

ここの泥濘は東北最悪のひとつとも聞かされていたが雨が少なかったため乾いているところが多かった。そのかわり涸れた泉も多いとのこと。

小屋から三ツ石山はけっこうな登りで、奥産道からの人で混んでいる。矮生の樹の紅葉で独特だが、やはりもっと低いところの森の紅葉のほうがいいような気もする。同時には見られないのは仕方ない。もっとも、ちょうどよい紅葉に当たるのは難しいので「写真の通りだ」などというのは贅沢で罰が当たる。

はるか遠くに森吉山が見える。行ってみたいものだ。

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三ツ石山から裏岩手縦走路をちょっとだけ往復して小畚岳というのにも行ってみた。ちなみに「小」のつかない畚岳は八幡平のほうで、縦走路の反対の端っこである。バス道路から急だがすぐなので大昔に登ったことがあり、松川温泉から大荷物で来た人たちに出会って尊敬した記憶がある。

これは三ツ石山を振り返ったところかな?(違ったらごめん)

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途中にある三角点「三ッ石」。山頂にはない。

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こっちは大深岳のほうか。

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下りは途中まで奥産道からの人が多いが、そのあとはもう誰もいない。


最初の結構急な下りのあと、最後に近くなってまた急降下の連続。いわゆる危険箇所というわけでもなく里まではすぐだが、単独で急な階段で落ちて負傷したりすれば忽ち事故である。こちらのほうは比較的早く広葉樹林になる。

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